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花燃ゆ あらすじ◇第5話「志の果て」

黒船の密航に失敗した寅次郎は萩の野山獄に投獄された

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文は兄の書状を受け取る事を牢番より受け取りはできたが
面会は決して出来なかった

寅次郎からの文には読みたい本が書いてあり
文はそれを届ける役割を担っていた

寅次郎が入獄後わずか二ヶ月で読んだ本は百冊を越えていた

文は牢番に本を渡すと1人の女性と出会う

彼女は寅次郎と共に黒船に密航しようとした
金子の母・ツルであった

金子が寅次郎と別の岩倉獄に入獄していることは知っていたが
ツルから息子との幸せな思い出話しを聞く内に
自分が寅次郎の妹である事を打ち明けられなかった

そんな寅次郎は体を動かす為に
一時的に牢の外に出ることを許された

そこで同じ獄囚の吉村善作に出会う

彼はかつて明倫館の秀才とうたわれた男だったという

寅次郎は彼に一礼すると自房に戻った

そんなある日 
文はツルの付き添いで岩倉獄に足を踏み入れる事があった

金子の容態が悪化しているからだと言う

ぼろくずのように横たわる金子を見てツルは悲鳴を上げる
泣き崩れるツルだがそれでも金子は

「わしは逃げん・・・
何度でも何度でも先生と海をわたるんじゃ・・・」

そう師への思慕や止まなかった

正月明け 文は金子が危篤だと聞かされた

雪の降る中飛び出した文だったが
時既に遅く荷車に乗せられた金子の遺骸が
ツルに付き添われながら岩倉獄から出てきたところであった

文はツルに自分が寅次郎の妹である事を明かし
土下座をして謝ったが
ツルは丁寧に頭を下げ去っていった

一部始終を見ていた牢番が
「特別に」寅次郎との面会を許してくれた

文はなぜ金子が死んだかと云う事を伝え
なぜ国禁を犯してまで海を渡ろうとしたのかを寅次郎に問うた

自分たちは新しい国の光をみたのだ

それが答えであった

文は金子が暗い牢獄の中でも
ずっと寅次郎との志を捨てずに戦っていた事を寅次郎に告げる

文が牢獄を出た後
獣のような寅次郎の咆哮が牢獄内に響き渡っていた

文は家に帰ると母の滝が帰りを待っていてくれた

優しく背中をなでる母のいつもの笑顔に
文は堰を切ったように泣き出したのだった

花燃ゆ あらすじ◇第6話「女囚の秘密」へ続く→


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